俺ならこう撮る

映画監督・プロデューサー越坂康史の「もしも」の偏愛的映画感想と日常。
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「ウォンテッド」一歩間違えば「少林サッカー」的なCG世界でジョリーもフリーマンも惹きつけますなぁ
CG世代のアクションというイメージ。これまでアクション映画のCGはアクションをよりリアルにダイナミックに表現するツールとして使われてきたはずなんですが、本作はCGならではの一歩間違えば「少林サッカー」的なコメディでやりそうなアクションをすごくまじめにやっているというような感じで、ある種の新機軸を匂わせています。

こんな中で一流感を際立たせているのは、やはりジョリーやフリーマンの芝居のような気がしてなりません。セクシー的なアクションヒーローではない形で見せるジョリーの貫禄、そして物言わないショットでも説得力を持つフリーマンの視線。そんなものが映画同様生糸が布になるように綴られているのですわ。

ただ「俺なら」的にはシナリオとして突っ込みを入れたくなる逆転劇(父はもう少しうまく立ち回るでしょ)とか、連結部が異常にしっかりしている列車とか、あるんですけど、まぁ、勢いでいっちゃっているので許したくなります。

ちなみに最近トヨタミュージアムで織機の展示を見ましたが、劇中で使われている織機はせいぜい1960〜70年代くらいのもののよう。J・マカボイが横糸を掴んでも、その型を知っているとそんなに早いというイメージにならないんです。でも織機の形はあれが一番かっこいいからね、そっち優先ってことで。

ともかく、CGだけに目を奪われず、芝居もしっかり見てあげて欲しい作品でした。
【2008.09.30 Tuesday 22:09】 author : koshiy2010 | 外国映画2008 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
おもしろかった・・・

ダイハードを初めてみたあのかんどうとはほど遠いけどね
【2008/10/03 2:50 AM】 ko1 |
確かに。
ダイハードは僕らの世代の衝撃でした。
【2008/10/04 3:23 PM】 越坂 |
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