俺ならこう撮る

映画監督・プロデューサー越坂康史の「もしも」の偏愛的映画感想と日常。
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「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」スピルバーグまで禁じ手かい?
ま、先に最後が凄いことになっていると聞いていたんで。
いいんです。古代文明と宇宙は切っても切れないし。
それより水爆実験から助かっちゃう方が恐ろしいですわ。

スピルバーグが自主映画的にやりたい放題な作品といえば「1941」だと思うんですが、「インディ・ジョーンズ」はその次くらいにやりたい放題感があるシリーズだと思っています。その暖かい目で見れば、子供を連れていけないような描写があるのは、むしろ映像作家としてはチャレンジなので応援しなければならない気になります。はっきり年代を象徴できる側面もありますしね。

とはいえ、「俺なら」としては、不思議なことはすべて宇宙人で片付けるのはどうかと。それと、やはり一般市民の延長線にいた冒険家のイメージが変わっちゃったのは残念かなぁ。これならがんばっているケイト・ブランシェットの方がキャラとしては魅力的な気がします。
この作品は、ジャンルを越えちゃっていて、極端にいえば、「ランボー」に宇宙人が出てくるようなことになっちゃっている。A級のコストをかける作品でこれをやるのは、B級C級コストで映画をつくっている作家は否定しなければいけないと思うんですね。つまり自主映画的にやりたい放題できるのは、B級C級コストの映画の特権だと主張すべきですわ。
ただ、上のように映像作家としてのチャレンジを否定するのもよくないので、ここは間とって、ケイト・ブランシェットをVFX的でない形でインディ側とのがちんこ対決を最後の遺跡でやって、ちゃんと倒してから今のストーリーに戻してくれるなら満足度は戻るかなぁ、と思いました。


【2008.07.03 Thursday 21:44】 author : koshiy2010 | 外国映画2008 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
コメント
自己レスです。
宇宙人話にしたがったのは聞く所によるとルーカスらしくて、スピルバーグは当初反対してたみたいです。ま、そりゃあね。
【2008/07/19 8:14 PM】 越坂 |
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