俺ならこう撮る

映画監督・プロデューサー越坂康史の「もしも」の偏愛的映画感想と日常。
「ロード・オブ・ウオー」
拙作「グリーン・デイズ」に出てくれた中村知世ちゃんがお台場でイベントをやるというので、紛れて見てきました。観客とのトークが近くて面白いですなぁ。後で聞いたら、知世ちゃん、私の「グリーン・デイズ」の番宣で出たネット番組を見ていただいたようで、おお、意外とチェックしているんだーと思いました。その帰りに時間もあったのでまだ行ったことのないシネマメディアージュで何か見ようと思ったのですが、時間があわず有楽町へ。で、見たいと思いつつ忘れていた本作がぴったりの時間でした。こういう風に単館でもなく、大規模公開でもないのって結構忘れることが多くて、いいきっかけとなりました。やはり渋谷だけで完結させていてはダメですね。…で感想。

よく出来てるなぁ。オープニングなんてよくある手だけど、画の面白さだけでなく、それだけで1本のショートムービーみたいなメッセージがあるし拍手
とにかくこういう今まで知らなかった世界というのは引き込まれますびっくり
「俺ならこう撮る」的には改訂ポイントはなしです。ただ、それではこのブログの意味をなさないので、あえてやるなら「グリーン・デイズ」的にドキュメンタリー手法の投入でしょうか?ニコラス・ケイジやイーサン・ホークがインタビューに答えるような画が見てみたい楽しい
公式サイトもがんばっています。GyaOさんとタイアップしつつ、色んな情報を提供していて正月の大作の中で、ハートハートのあるつくりになっています。こちらも是非。
http://www.lord-of-war.jp/index2.html
【2005.12.30 Friday 21:09】 author : koshiy2010 | 外国映画2005 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」
相変わらず「名探偵コナン」並みにメインストーリーは進みませんたらーっ
今回は“三大魔法学校対抗試合”冷や汗ということで、まずは、ダニエル・ラドクリフ演ずるハリーたちがワールドカップみたいのを見に行きます。ここでVFXは第1の見せ場です。力入ってます楽しいついでに伏線もここに思っきり押し込んでいて、わかりやすいけど、シナリオ創作上はあまりうまくないかも。できればもう少し五月雨式で出して欲しいです。
で、“三大魔法学校対抗試合”に向けて新しいキャラクターが次々に登場。これもシリーズものを維持させるのによく使う手です楽しい
今回目を見張るのは「死」への直面描写が強いこと。ハリーだけでなく、試合のために仲間も結構能動的に危ない状態になっています。(むしろハリーより死にそうです冷や汗)また、撮影はセットを感じさせないさりげない空間の捉え方がプロな感じで素晴らしいです拍手
ストーリー上で一番気になったのは、17歳問題。17歳以上の生徒しか出場できないはずのこの試合に14歳のハリーが参加を認められるというくだり。炎のゴブレット温泉の絶対的ルールの前に従うしかないという強引かつ無理な説明でハリーは大変な難局おばけを迎えるわけですが、学校としてそれでいいのかと言う前に、まず、ホグワーツ魔法魔術学校から代表二人出ている時点でホグワーツ有利すぎだろー怒りマーク!と突っ込みを入れたくなります。しかも二人で情報交換してるしチョキ
「俺ならこう撮る」としては、ホグワーツのもうひとりの代表、ロバート・バティンソンが倒れて、代わりに出るという風にしたいです祝
本篇では試合に出ることによって仲間はずれ的にみんなから妬まれるハリーがドラゴンと戦う時にはすでに応援されていたりしています。これもちょっとおかしいので、その第1の試練では歓迎されず、第2、第3の試練で仲間を助けたりして信頼を勝ち取る方がいいと思うのです。
そうすると、ロバート・バティンソンが倒れたのも、ハリーの仕業?みたいな疑惑で、みんなやルパート・グリントが敬遠するのもわかるわかるって感じになりませんかグッド
ちなみにエマ・ワトソンは「男の子って」って言っちゃうくらいやばいくらいに女になっていて、ハリーがケィティ・ラングに逃げる気持ちもわかるなぁ。。。ハート
あと、クレマンス・ポエジーがポスターに大きくのっているわりに何のために出てきたかわかりません。もう少し生かせるよね船
【2005.12.27 Tuesday 06:14】 author : koshiy2010 | 外国映画2005 | comments(2) | trackbacks(1) | - | - |
「Mr.&Mrs.スミス」
こういうのありなんだろうな。
この夫婦が子供を持つと「スパイキッズ」になるのか?
コミカルなストーリーかと思っていたら、振っている方向は「クール」ダイヤのエースでした。この流れだと、死んで行く美学のようなものが見たくなりますが、ハリウッドのこのクラスの映画ではむずかしいのでしょうしょんぼり
その範疇で「俺ならこう撮る」なら、二つ修正したいと思います。
一つ目は「ダンス」抱擁
最後の銃撃戦があたかもダンスを踊っているように見えます。ストーリーではその前に二人の出会いなどで隠れた伏線的にダンスが出てくるのですが、あまり効いていません。なので、ここでブラッド・ピットがダンスをうまく踊れない設定にしてはどうでしょう!?でラストで二人の息があって踊れるようになったグッドという流れです。
もう一つは、普通の喧嘩雷
カーテンのエピソードに加え、二人がお互いを傷つける言葉を言わせておきたいです。そうすると、ミッションというより憎いという自分の感情が押し上げられ、ホントに殺しちゃうかも感ももう少し出ます。サスペンスも持続しますグッド
ただ、カウンセリングとか、夫婦喧嘩とミッションのバランスの取り方などアイデアはいいものがいっぱいありました拍手カップルで行くには毒にも薬にもならず、いい意味でオススメかも知れません。
【2005.12.22 Thursday 12:43】 author : koshiy2010 | 外国映画2005 | comments(1) | trackbacks(1) | - | - |
「ブラザーズ・グリム」
「俺ならこう撮る」とかいったものの、この手の作品じゃテリー・ギリアムには勝てないわ正直…悲しい
ということで、今の日本の少女が日常的に誘拐されてしまう状態(怒りマーク!)が、まさにこわい童話という視点を取り込む他あるまい。
舞台は現代日本、だがコスチュームは中世ヨーロッパ。赤頭巾は小学校の制服ということで、11人の少女女の失踪の謎を解くニセ占い師としてブラザーたちの冒険がはじまる…。
SPA!を読んでいたら、占い師には元ホスト男も多いとか。。。そんな設定もいただこう。12人目の少女の失踪をめぐって事件がおこり、ラストはその日記が中世にタイムスリップということだな。グッド
【2005.12.06 Tuesday 22:06】 author : koshiy2010 | 外国映画2005 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
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